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車みたいに、家の燃費が見えればいいのに!環境にもお財布にもやさしい家ってないの?

第一回の話題はコストについてでした。
家づくりを始める時に、一番気になるお金の話。どんな意見が飛び出すのでしょうか?

■借入れ金額を増やして省エネ住宅にすると、月支払いが減る?

  • 家づくりで一番ネックになるのが、コスト。工事費も大事ですが、生活の中で住宅ローンを払っていく場合、「月々いくら財布から出て行くのか?」という方が実感が湧く感覚ですよね。
  • そうですね。家計を預かる身としては、結局は日々のやりくりをするので精一杯というところです。月々いくらというのが、無理なく払える額であってほしい。
  • それならやっぱり太陽光発電は必要よね。私の家は4kw太陽光パネルを設置しているけど、売電が使用量を上回っているし、実質の光熱費がペイできて、場合によってはプラスになっているわ。
  • うちは減額案で太陽光発電をカットしたけど、暮らし始めてから、ランニングコストのことを考えたら、つけておいた方がお得だったなあって後悔してるわ。

■高断熱?太陽光発電?ポイントはスペックの組み合わせ!

  • 太陽光発電への助成金や、ゼロエネルギー住宅への補助金もあるので、これらをうまく組み合わせれば、設置費用をまかなって、売電から光熱費を差し引いたプラス分が、月々の支払い負担を軽くすることもあるかもしれませんね。
  • 賢く先行投資をすることで、ハイスペックな家を手に入れて、ランニングコストの削減や売電による収入で、月々の負担を減らすという考え方があるのですね。
  • 電気は、太陽光発電で利益を生み、LEDで消費電力を抑えると更に効果的ですね。ガス代対策としては省エネ効果の高い給湯器を導入すれば、光熱費ゼロが実現します。
    断熱については、近年、高気密高断熱は珍しいことではなくなってきているます。政府主導で断熱における省エネ基準も厳格化されていますので、これを満たしていれば十分だと思います。
  • なるほど!でも、太陽光発電など、ランニングコストをお得にする設備を使ったとして、車みたいに燃費がみえなければ、お得感って感じられないかもしれないなあって思んだけどな。
  • そうですよね。そこはHEMS(ヘムス)を利用すれば、解決できると思います。
    HEMSとは、「ホーム エネルギー マネジメント システム」の略で、消費エネルギーを見える化して、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムなんです。節約の結果が見えれば、家計のやりくりも楽になりますし、数字で把握できればモチベーションもあがりますよね。

■燃費向上にはランニングコストが肝心。他にも気をつけることは?

  • ローンの借入れ額に固執せず、先行投資でランニングコストを下げることが大切なのはよく分かりました。ところで、他にも気をつけておいた方が良いことはありますか?
  • 意外と考えられていないのが、メンテナンスのコストです。
    最初に、安くて劣化が早いものやデザイン重視で、後々メンテナンスが必要となってくる建材を選んでしまうと、予定していなかった費用が発生します。
  • うちは、外壁も内壁も塗装なので、そのあたりは心配なところね。特に塗装の内壁は子ども達が、汚してしまいがちなので、掃除が大変なの。個人的には、インテリアには掃除性もよいクロスでも良かったかなあと思うこともあるわ。
    これから、家づくりをする人たちには何がオススメ?
  • 今、よく用いられているメンテナンスフリーの外装材ではガルバリウム鋼板がありますね。あまり知られていないものでお勧めなのが、Sto(シュトー)です。耐候性、耐衝撃性、耐亀裂性を備えている漆喰です。ガルバリウムの金属感が苦手な方には、こちらがオススメですね。
    子育て世代については、やはり内装はクロスにした方が、日々のお掃除はし易いと思います。
    塗装が好みの場合は、ポイントで黒板塗装やホワイトボード塗装、またはアクセントのカラー塗装を施せば、暮らしも楽しくなって、塗装の質感も一部味わえますね。
  • メンテナンスの費用を念頭に置きつつ、ランニングコスト+ローン支払いが、月々いくらになるのか、というところを押さえればいいのですね!
    でも、正直なところ素人では、計算するのが難しく感じてしまうんですよね。
  • そういうお話は、よく聞きます。やはり、家づくりの現場にはお金の相談ができる人が必要だと思います。家づくりには、他にも色んな手続きがあって、それぞれ費用も掛かりますが、全体像を把握できている人は、ほとんどいません。資金計画・土地・贈与・登記・保険などの相談を一括で受けられるサービスがあれば、心強いですよね。
Part1 まとめ

ランニングコストをお得に、月々支払いを減らすには、
「建築費にとらわれず、月々いくらお財布から出ていくの?」
という視点で考え、必要な設備投資をチョイスする。

ランニングコストがお得になるのは・・・

設備面太陽光発電、LED照明、省エネ性の高い給湯器、HEMSを搭載するのが賢い選択
素材面メンテナンスフリーの素材を使うこと

ここで導き出されたヒントを元に、
ヨメイエで使う設備や材料を選んでいきました。

安心安全、健康住宅フルスペックでコストオーバー!選び方のコツが知りたい!

第二回の話題は、気になる安心安全について。
自然素材の選び方や地震対策は、どうすればいいのでしょうか?

■すべて天然素材で家を建てるとコストが合わない?

  • 子育て世代としては、家に使う材料にも、安全性にこだわりたいところです。
  • 私も子どもを持つ母として、良く分かります。実際、「自然素材 設計」と検索ワードを入力して、設計者を選んだ方もいらっしゃいました。究極の自然素材は土壁ですが、ただ、メンテナンス性や断熱性を考えると、そこまで思い切ったことができる人は、わずかです。
    珪藻土などの左官系素材もコストが高い点や、掃除性が良くないという面があります。土壁に内装は珪藻土、本畳にその他も全て自然素材で、ということになるとコストも膨らみがちになります。
  • 家づくりって、夢を追い求めちゃうから。専門家にバランス感覚の部分は任せてコスパの良いものにしなくちゃ、予算オーバーになっちゃうわね。

■一番の厄介者、ハウスダストを舞い上げない。脱エアコン!

  • クライアントの皆さんと話していて感じるのが、珪藻土などの仕上げについては良くご存知なのですが、アレルギーの根源「ハウスダスト」が、エアコンなどが起こす空気の対流によって、人体に悪影響を及ぼしているという点には気付かれていないということです。
  • そうなんですね!確かにエアコンがハウスダストを舞い上げてるということを、問題視したことはありませんでした。
  • 私の家では、輻射冷暖房システムのクール暖を採用してるけど、エアコンのように空気を対流させないから、アレルギー対策にはとてもいいと思うわ。
  • 私もエアコンの風って苦手なのだけど、暑さには弱いから夏は仕方なく使ってて。
    彼女の家は夏でも心地よい涼しさがあって、うらやましいのよね。
  • 女性の苦手なエアコン風がなく、アレルギー対策にもなる輻射熱冷暖房システムがこれからのスタンダードになるかもしれませんね!

■オススメの身体にやさしい建材、他には何がありますか?

  • 自然素材を欲張りすぎると、コストアップになるのは心配です。
    数ある選択肢の中から、これはオススメというものがあれば教えてください。
  • 光触媒はオススメよ。家の汚れや匂いを分解して空気を綺麗にしてくれるの。
  • 市販の空気清浄スプレーもあるけど、香りが付いてたり、スプレー後は湿ってしまったりするのよね。
    超吸着性ハイブリッド環境触媒のアパテックなら、建設時に塗布しておけば10年以上メンテナンスフリーなの。
  • コストパフォーマンスという点では、無垢フローリングが高いですね。まず、床はいつも触れ合っています。夏は裸足で過ごす人も多いですよね。その気持ちよさは、複合フローリングでは出せません。費用の差も、多くの人が許容範囲だと思います。
    少しの差で大きな快適性が手に入るということを知っているから、これから家を建てる人には伝えていきたいですね。
  • 塗装やその他の建材については、いかがですか?
  • まず塗装については、植物油や植物ワックスがベースの自然塗料がオススメです。特徴は何と言っても木の素材感を生かすところです。浸透性塗料なので木の呼吸をとめないので、木にとっても優しい塗料です。
    他にはポリエステル断熱材があります。接着剤、代替フロンなどの有害物質を含まず、ゼロホルマリンの断熱材なんです。施工方法も、飛散物質が発生しないように工夫されています。

■安心安全の基本。地震対策について。

  • 地震災害というのも、安心安全を語る上で重要ですよね。対策はありますか?
  • まず、倒壊しないためにも耐震はもちろんですが、余震対策にもなる制震も大切ですね。耐震+制震で地震に備えていれば、安心も大きくなると思います。
    また、トレーサービリティが確保されている材料を使うというのも、安心につながるかもしれません。これは材料の履歴書のようなものですが、身元のしっかりした国産材を用いることも選択肢です。この地域には木曽川という木材生産の地があり、幸いその木曽川流域材がきちんと流通システムに乗っているというメリットもあります。
  • 災害時、設備的に備えておくことがあれば、知りたいわね。
  • 太陽光発電を設置するなら、それにHEMS(ヘムス)を付けておくといいですね。
    災害時には非常用電源として、リビングなど、設定しておいた部屋では、照明やコンセントを使うことができます。
Part2 まとめ

自然素材にこだわりすぎると、コストオーバーのリスクあり。
アレルギーの原因は、ダニや埃が舞うことで起きる可能性が高い。
安心・安全の基本は、地震対策。
オススメの健康建材は・・・

設備面輻射冷暖房システム(クール暖)
素材面植物油や植物ワックスの自然塗料・無垢フローリング・光触媒・ポリエステル断熱材

ここで導き出されたヒントを元に、
ヨメイエで使う設備や材料を選んでいきました。

デザイン?ゆとり?豊かなくらしって何?具体的にどうすればいいのか、分からない!

第三回の話題は、豊かさ。
お金、間取り、デザイン、家族の時間。何が豊かさに繋がるのか、誰もが悩む問題ですね。

■とにかく、月のローン支払いが負担にならないように!

  • もし、理想の家づくりができたとしても、ローンの支払いが大変すぎて気持ちにゆとりが取れなかったり、両親の残業が多くて家族の時間がとれなくなってしまったら本末転倒ですよね。
  • もちろんです。家族で楽しく暮らしていくための家ですからね。
  • 「豊かさ」の基準は様々ですが、家の過ごし方はいくつかに分類することができます。自分がどのタイプかを把握できれば、無駄の無いお金のかけ方が出来ると思います。

■くつろぎ派?おでかけレジャー派?ホームパーティー派?

  • 私は、とにかく娘や息子の家族と集まることが多いから、大人数で食事をしたりすることを想定した家づくりをしたわ。
  • ホームパーティ派ですね。このタイプはLDKのフレキシブルな使い方を想定して、ワンルーム化することで、扉や壁のコストは削られ、一石二鳥です。キッチンは後片付けのしやすさにも配慮した間取りにするべきですね。浮いたお金でガス炊飯器など、大家族ならではの設備投資をしてもいいですよね。
  • 私の家族は、休日はのんびり家で本を読んだりしてすごすことが多いです。
  • くつろぎ派ですね。おうちでカフェ気分が味わえるといいですよね。家で過ごすことが多いので、インテリアにはこだわった方がいいでしょう。
    インテリアにかける費用が、そのまま豊かさを演出することになるからです。
  • 他に、おでかけレジャー派というのもありまして、休日はあまり家にいないというライフスタイルもあります。この場合、家には最低限の機能を持たせ、空間もコンパクトにして、外出するときの費用を残しておくようにします。このときも、ランニングコストにはこだわって、費用を抑えつつも、太陽光発電などはセットしておいた方がよいでしょう。
  • 将来、私は復職したいから、時短家事のできる間取りにすれば良かったかなあというのはありますね。家事が時短できれば、それだけ家族の時間も増えるし。収納はたっぷりとったから、そこは後悔してないわ。
  • 家事動線や収納は、リフォームなどで変えにくいところですよね。家づくりの早い段階で方針を決めて、必要なコストはかけて、使い勝手が良くなるようにしたいですよね。この辺は、ライフスタイルと予算、土地の広さにもよって、答えが変わってきますので、ぜひ建築士など専門家の意見を聞いてみてください。

■インテリアにはこだわりたい。予算は限られているときには?

  • くつろぎ派の場合、内装にとてもお金が掛かりそうです。コストアップを避ける良い方法はありますか?
  • インテリアを建築だけではなく、家具やファブリックで作り上げていくという視点を持つと良いと思います。お気に入りの家具ブランドで、テイストを揃えていけば、家自体にお金がかけられなくても、十分個性をだせます。
  • ニッチ(掘り込み式の飾り棚)もお勧めよ!ニッチひとつでコストが跳ね上がるものじゃないから、予算の範囲内で遊べるのよ。住みはじめたら、お気に入りの雑貨や観葉植物をおいたり、暮らしに潤いが添えられるわよ。
  • まずは自分のライフスタイルを見つめなおすことが大事なのね。間取りはシンプルにしてインテリアに凝るのか、収納や時短家事の設えをコストを掛けてでもやっておくのか、きちんと選べるように自己分析しておく必要があるわね。
Part3 まとめ

まずは、自分の豊かさ分析をしてみよう!
コスパ重視でシンプルな家にしても、
個性は家具やニッチなどインテリアの工夫で実現可能!
時短家事の間取りや、収納はなかなか後で変えられないので、
お金を掛けられるなら、新築時に対応しておいた方が良い。